広島・常広が1軍に合流、15日・DeNA戦デビューの右腕に新井監督「面白いじゃん」
広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)=青学大=が10日、1軍に合流した。15日・DeNA戦(マツダ)でプロ初登板初先発することが9日に決まり、巨人戦が行われるマツダスタジアムでの試合前練習に参加した。 【写真】表情が真剣!大瀬良とのキャッチボールを終えグラブタッチする常広 グラウンドではチームのエース・大瀬良とキャッチボールを行い、汗を流した。常広は、ここまで2軍では11試合に登板して2勝6敗、防御率4・06。8日のウエスタン・ソフトバンク戦では8安打を浴びながら公式戦でのプロ初完投初完封勝利をマークしていた。 新井貴浩監督(47)は「『ここでいっちょ、行ってもらおうかな』と。面白いじゃん。何も考えず思い切って腕を振ってくれたら、それだけでいい」と背中を押した。 優勝争い佳境でデビューさせる意図については「そういう中で彼をそこ(15日)に選んだというのは、彼に対する今年だけじゃなく先の先を見たものもある。今だけを見ず、来年再来年の彼のことを考えて思い切って起用しました」と語った。