「すでに年賀状をやめた」人が5割!年賀状はおたがいに負担?男女340人の本音をリサーチ
やりたい人だけやればいい
「文化として大切にしたいものの、サービス業で年末年始の休みがない私には必要ない」(45歳女性/営業・販売) 「別に送りたい人は送ればいいし、送りたくない人はやめればいいと思う」(40歳男性/コンピュータ関連以外の技術職) 「今の時代に年賀状を送りあうことについてですが、今の時代とか関係なく年賀状の送りあいは出したい人は出せばいいのではと思います」(49歳女性/その他) 「年賀状にこだわりがある人から送られてくると嬉しいと思うけど、自分は全くないので、送りたい人だけが送って、返事はスマホなどですればいいと思う」(28歳女性/その他) 先ほど義理的な年賀状に対する疑問符をご紹介しましたが、それに関連して「やりたい人だけやればいい」とのコメントも多く寄せられました。年賀状はあくまで自分の気持ちや近況を相手に伝えるための手段のひとつ。“しなければならない”というルールにとらわれたり、相手からの返信を過度に期待したりするのではなく、自分がスッキリするために送るというスタンスが望ましいかもしれませんね。
疎遠になりがちな人との貴重な交流手段
「100円足らずで年に一度元気にしているかあるいは転居しているかしていないかの確認ができるので良い習慣だと思います」(47歳男性/営業・販売) 「退職してしまった元上司などは年賀状を通して1年に一度思い出せるのでよい」(40歳女性/コンピュータ関連以外の技術職) 「もう要らないような気もするが、遠方のなかなか会えない親戚や知人達には自分達の元気の所在を知らせる面では良いとは思う」(55歳女性/主婦) 「年賀状がきっかけで連絡を取り合うこともあるので個人的に好きです」(37歳女性/主婦) 「もう会うことはない昔の知人が元気でいることを確認できるので、年賀状の習慣はあっても良いと思う」(54歳男性/総務・人事・事務) 年賀状を支持する理由として多かったのはこれ。普段からSNSやメールで親密にやりとりする間柄であれば年始の挨拶もデジタルでいいけれど、年賀状が唯一の交流の機会になっている相手がいる場合、安易に年賀状じまいはできないとの意見です。 たしかに、友人・知人全員に出すとなると大変ですが、昔お世話になった人などに限定すればそれほど負担にもなりませんし、年に一度のご挨拶でご縁をキープするのは価値ある風習かもしれませんね。