380馬力!? 日野の新型「大型トラック」発表! 左折巻き込み&車線変更警報も標準装備 「ノビノビ室内」なハイルーフ仕様も
一部改良モデルで巻き込み警報など拡充
日野自動車は2024年6月6日、大型トラック「日野プロフィア」「日野プロフィア ハイブリッド」の一部改良モデルを発売しました。 いったいどんなクルマなのでしょうか。 【画像】超カッコイイ! これが日野の「”新型”大型トラック」です(23枚)
大型トラック「プロフィア」は、1981年に登場した「スーパードルフィン」が1992年にモデルチェンジした際に追加された車種名で、2003年から現行の車種名となっています。 カーゴ、トラクター、ダンプ・ミキサーと各種用途に対応する10トントラックで、キャブもローキャブ、ハイキャブ、ハイキャブ(ハイルーフエアスポイラー付き)が展開。さらに1軸と2軸が選択できます。総重量は最大27.7トンです。 ボディサイズはダンプ・ミキサータイプで、全長9280mm×全幅2490mm×全高3400mm、ホイールベースは5550mmです。 8.9リッター直列6気筒エンジンを搭載し、最大出力380馬力、最大トルク1765Nmを発揮します(同タイプの場合)。 トラックドライバーの快適性を各所で追求しているのも特徴。ギアセレクターやパーキングブレーキレバーをインパネで操作できるようにしてコンソール周りをスッキリさせ(プロシフト仕様)、さらにハイルーフによって立ち上がりやすくなり、キャブ室内の移動がスムーズになっています。 シートは人間工学に基づいて安定した着座姿勢を支え、有効クッション長も伸ばし、疲れを軽減します。また各種スイッチの配置も、操作シーンを配慮して設計されています。 安全装備もドライバー異常時対応システム(EDSS)やレーンキーピングアシスト、衝突被害軽減ブレーキシステム、サイトアラウンドモニターシステムを備えています。 今回の一部改良では、サイトアラウンドモニターシステムが強化され、左折時に通常は見えにくい左側方の移動物を検知する「左折巻き込み警報」や、車線変更時にミラーでは確認しにくい左右側方の移動物を検知する「車線変更警報」を新しく標準装備として追加。 また時間・距離・速度の記録に特化した小型でシンプルなデジタルタコグラフ、バックカメラ・モニターも新たに標準装備されています。また、変則制御もさらに最適化されています(プロシフト12搭載車)。
くるまのニュース編集部