大阪市・松井市長が定例会見1月27日(全文5完)僕は呼ばれて行っただけなんだから
正月番組での橋下氏の発言をどう思うか
人民新聞:そうですか。あともう1点なんですけども、お正月の番組で、吉村氏、松井氏、橋下氏、3人で番組に出られたときに、橋下氏が、都構想に反対した人に対して、ばーかと言ってやりたいというふうにおっしゃっていまして、これに対しては反対した市民を侮辱する言葉ではないのか、そういうふうに思うのですが、松井市長のご意見をお願いいたします。 松井:口は悪いね。そう思います。 人民新聞:謝罪をしろというTwitterも上がってますけども、その辺はどうでしょうか。 松井:橋下さんは民間人で組織の人じゃないから。だから、それは口は悪いと思います。ばか、あほ、ぼけ、いうのは。ただ、それは視聴者が判断することでしょう。 人民新聞:MBSで自ら検査機関を立ち上げて、番組について調査をするということが始まっていると思うんですけども、それについてのご意見をお願いいたします。 松井:それはMBSに聞いてください。僕は呼ばれて行っただけなんだから。MBSさん、質問出てるよ。 人民新聞:MBSさんに対しての質問ではなくて。 松井:だって僕、呼ばれて行っただけやから、MBSの中の調査することについて、なんらコメントすることないです。 人民新聞:そうですか、じゃあいいです。 松井:じゃあいいですって。なんでそんな怒ってんの。 NHK:質問ないようであれば、あ、じゃあFrance10さん。
常識に合わないのではないか
France10:最後に1問。松井さん、維新だけではなく、政治の世界には世の中の常識に合わない人がたくさんいる。ふさわしくないと見えた時点で処分するのが現実だとおっしゃっています。結構、維新、残念ながら問題ある方がいて、ちゃんと処分してらっしゃるんですけれども、多くて大変だなというのが思うんですが、この間、吉村さんの武富士の弁護人だったときのお話を聞きましたが、事務所の仕事としてやったから仕方ないということなんですが、いわゆる、なんでしょうかね、それはヨーロッパではアイヒマン問題っていうやつですよね。凡庸な悪とハンナ・アーレントは言ったんですが。 もう一度申し上げますと、吉村知事が中心となってつくったスラップ訴訟、2億円、ジャーナリストに求めた謝罪調書では、盗聴という犯罪行為を隠蔽するための讒訴、事実を捏造して言論弾圧のために行った違法な行為ということを書いてあると。 盗聴とかをやってるのを知った時点で、常識に合わないということが、松井さん、おっしゃっていますけども、常識に合わないんじゃないですか。 松井:それ、彼が弁護士に勤めてたころの話でしょう。 France10:はい。 松井:だから、それはやっぱりそれをやらせた経営者側の話なんじゃないの。 France10:いや、ちょうど、松井さんに質問した日に赤木俊夫さんの、近畿財務局での反対集会があって、良心を持たれている方であれば、違法な行為をなさった場合、大変不幸なことですが、命を絶たれる場合もあるわけですが、吉村知事には良心がなかったんじゃないですか。 松井:吉村さん、勤めてて、勤めている弁護士事務所の方針に沿って、一勤務弁護士としての仕事をしただけだと思っています。 France10:盗聴とかをしてて、それを仕事だから黙々とやるっていうのが、維新の副代表で大丈夫なんですか。 松井:いや、それ、だからその盗聴したとかなんとかって今言われるけど、それ僕はそんなの知らんしね。だからそこに勤めてた弁護士事務所に聞いてよ、それ。 France10:今、ないんじゃなかったかな。武富士の問題があったんで。分かりました。以上です。 NHK:質問なければ以上にしたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。ないようですので終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見1月27日