フランス代表、指揮官デシャンが26年W杯後の退任発表へ…同国史上最長政権。18年W杯制覇&2大会連続決勝進出に導く
フランス代表の指揮官ディディエ・デシャン監督が、2026年に行われる北中米ワールドカップ後に監督を退任する意向を表明するようだ。 現役時代にはフランス代表のキャプテンを務めていた過去もあるデシャンは、2001年の現役引退後にモナコやユヴェントス、マルセイユの監督を経て2012年にフランス代表の監督に就任。2018年のロシアW杯では見事フランスを1998年以来2回目の優勝へ導き、選手と監督の両方でワールドカップを制した史上3人目の人物に。続く2022年のカタールW杯ではアルゼンチン代表に敗れたものの、決勝まで勝ち進んでいた。 『L'Equipe』や『RMC Sport』によると、デシャン監督は次のワールドカップ後に自身のフランス代表での指揮官のキャリアを延長しないことを発表するという。同指揮官は現地時間8日の午後1時から『TF1』のテレビニュースで放送されるインタビューの中で、自身の決断を説明する予定とのこと。 フランス代表で最も長く監督を務めているデシャン監督は北中米大会への出場権を獲得すれば、2026年に契約が切れるまでに14年近く指揮を執ることに。W杯決勝トーナメントでの最多勝利やW杯、EURO、ネーションズリーグ決勝に進出した唯一の監督となるなど、数多くの功績を収めた名将のラストランが始まることになりそうだ。