「共働き」を辞めたいのに辞められない理由。母親の本音と立ちはだかる“壁”
子供を持つ女性が、お金の問題で辞められないことは、 日本で浮彫になりつつある【深刻な社会問題】な気がします。 さて、私には他にも辞められない理由があります。
夫、亭主関白に逆戻り問題
うちの夫は、根っからの【亭主関白気質】。 家事や料理は奥さんにやって欲しい。 何なら、結婚当初、 「台所は女性の聖域だから、入っちゃいけないと思っていた。」 と言われました。 いや、台所じゃなくて、イマドキはキッチンって言いなさいよ!(←そこじゃない) まぁ、絵に描いたような【昭和のオヤジ】な人間です。 そんな彼に、徐々に家庭のことや、子供のことを何年もかけてしてもらえるようになりました。 その間、大喧嘩もありましたし、お互い嫌なこともたーくさんありました。 涙や譲歩の末… 三男の出産時、初めて育休を取ってくれました。 夕ご飯の用意を彼がしたり、昔の夫から考えると信じられないくらいの進化をとげました。 それは、私が【それなりに働いている】からやってくれたこと。 きっとダウンサイズな働き方にすると、
家事、育児、PTA…これから始まるだろう介護も、全部私になる
オレ、仕事あるから、残業だし今日も遅くなるわ! と平気で言われかねない。 いや、絶対言うわ。何年の付き合いだと思ってんの。 要するに、私が働くことで、やっと手繰り寄せた夫の【外での仕事】以外の役割、家事・育児・その他もろもろが、一気にのしかかる。 仕事を辞めることで! おっ、恐ろしいわ。 結局さぁ~
働いた方が良いのよ~
我が家の場合、まだ『辞めたらマズイなぁ』と思うことがありまして(ドンドン出てくるな)。 私の仕事をサイズダウンもしくは辞め、 夫がバリバリ(社畜)として働くと… 私自身が猪突猛進型の人間なので、家のことを完璧にしよう! とエネルギーを注いでしまう可能性大。 必要以上の『教育ママ』にもなりかねない。 家のこと、子供のこと、『仕事以外』の全てを率先して請け負うと思うので、 『仕事は父親、その他は母親がやること!』 と子供達に刷り込んでしまう可能性も。 20年後、未来の日本では、女性の社会進出が一般的になっているでしょう。 子供達には、 「女性が働くのは当たり前。男性も家のことをして当たり前。」 という考えになっていて欲しい。 仕事を辞めた場合、猪突モーモーの私は、過剰な家事と子供への干渉を進め、うーんな結果を生みそう… 前記した夫の家事・育児進出。 やっとの思いで実現化した、イイ感じの流れが、私が仕事を辞めることにより分業されてしまう。 ・ 仕事→父親 ・ その他、子供や家のこと→母親 そう考えると、