「ダブルクリップ」の便利な活用法3つ。引き出しのストッパー、カーテンのすき間留めに
事務用品として売られている「ダブルクリップ」。最近では100円ショップで少量売っていたりもしますが、昔から所有しているものが余っているという方も多いのではないでしょうか? 今回は、暮らしと空間を整える整理収納サービスを行う、片づけのプロ・森麻紀さんが日常生活で取り入れている、ダブルクリップの便利な活用法を3つご紹介します。身近なアイテムを賢く使いこなすヒントが満載です。 【写真】手製のカーテンすき間防止クリップ
1:引き出し収納ケースの落下防止
落下防止がついていないプラスチック収納ケース。たとえば「無印良品のポリプロピレンケース(PPケース)引き出し式」のようなタイプの引き出しです。 引き出しを使いたいとき、手前に出しすぎて落下してしまうことはありませんか? 私は落とすのがイヤで慎重に引き出すので落下はしないものの、夫や子どもは引き出しすぎて、たまに落としてしまうこともありました。そんな小さなストレスを解決する方法が、ダブルクリップです。 引き出しの奥にダブルクリップをつけ、片側(手前側)だけ起こしておきます。そしてそのまま元通りに戻し入れると、次に引き出したときになんとそれがストッパーになり落下しなくなるのです! じつは、こちらは以前インスタグラムで見かけた方法。発見したときに「考えた人天才!」と思いました。 おかげでわが家の引き出しの落下はゼロに。ストッパーをつけたことで、引き出すときに気を遣っていたのは自分自身にとって小さなストレスになっていたことにも気がつきました。そんな小さなストレスもなくなり快適に使えるようになりました。 ちなみに、使用するクリップのサイズや引き出しによっては厚みが出てしまい、完全に閉まらないこともあるので、小さめのダブルクリップがオススメです。
2:収納ケースのすべり止めに
スチールラックの上にのせた、プラスチック製の収納ケース、そのケースが引き出しを閉めるたびに奥へ動いてしまう…。こんなお悩みもありませんか? ケースの下にすべり止めシートを敷く方法もあるけど、それは面倒くさい。 スチールラックのワイヤーの向きによっては、もともと動きにくいものもあります。ただ、わが家で使用しているものは、収納ケースが前後に動きやすいタイプなのです。 そこで、収納ケースが後ろにずれないように、ダブルクリップをスチールラックのワイヤーにはさみ、ストッパー代わりにしてみました。ラック前面の縁とダブルクリップで固定されるため、引き出しの開閉時にケースが動くことがなくなり快適に。 ピッタリサイズがない場合は、ダブルクリップのサイズを変えたり、個数を変えたりすると、ちょうどいいサイズが見つかると思います。