【阪神】初回三者連続スローカーブを要求した坂本誠志郎 バッテリーの村上頌樹のある行動を気遣ったため
◇プロ野球セ・リーグ 阪神8-3中日(18日、バンテリンドーム) 15安打8得点の猛攻で5連勝を飾った阪神。ヒーローインタビューに坂本誠志郎選手が登場しました。 【画像】微笑む阪神・岡田彰布監督 坂本選手は、「ほっとしています。それだけです」と一言。先発の村上頌樹投手に対し「ブルペンで村上がすごく緊張していた」と明かし、その対策として「緊張をとく意味こめていきなり遅いカーブを投げて、でも緊張しっぱなしでしたね」と初回三者凡退に抑えた3選手の初球を全てスローカーブにした理由を答えました。 女房役として村上投手を支えるだけでなく、打撃でも援護。5打数4安打2打点の成績を記録しました。坂本選手にとって猛打賞は今季初、4安打はプロ初となります。「大事な時期に思い込めて打席に立てた。勝つために自分のためにチームのために1本でも多く内容のある打席を1つでも多く、みんなもやってますし僕だけじゃないので、1つでも上の順位を目指してやっています」と話しました。 昨年優勝を飾った阪神。現在2位で首位・巨人を追いかける状況となります。「しびれる野球がこの時期できるのはいいことだと思います。去年とは立場が違いますが、目指すところたどり着くところは同じだと思ってるのでみんなでたどり着きたいと思います。次のカードもこのままいって全部勝つつもりでいきます」と連覇へ向けて力強く答えました。 最後に「優勝するのでみんなついてきてください」とファンに呼びかけました。