「まずはその椅子をつかまないと」ソフトバンク東浜巨、移籍したFA右腕との投げ合い見据えて完全復活誓う
ソフトバンクの東浜巨投手(34)が15日、国内フリーエージェント(FA)権を行使してロッテへ移籍した石川柊太投手(32)との〝対戦〟に意欲を燃やした。13年目を迎える来季の完全復活を目指す右腕は「(石川と)投げ合えるように、まずはその椅子をつかまないといけない」と意気込んだ。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 12年目の今季は11試合に先発し、3勝2敗、防御率3・38。春先は好スタートを切るも、夏場以降に調子を落とした実感があるという。「投球の中でうまくいっていること、いっていないことがはっきり出ていたので、そこはオフでしっかりやっていきたい」。来季に向けて取り組んでいる具体的な課題については明かさなかったが「できたり、できなかったり、それを繰り返しているので、なかなかもどかしいところはある。しっかりもう一度、やることだけに集中してできている」と話した。 和田毅さん(43)が今季限りで現役引退し、投手の中では又吉克樹投手(34)と並び、チーム最年長となった。「年齢のことは考えてない。年々良くなることだけを考えています」と前を向いた。 この日は福岡県筑後市のファーム施設でランニングやキャッチボールを行った。「あまり休みすぎると体があれ(なまってしまう)なので。常に動かしておきたい」。昨年も6勝にとどまるなど苦しいシーズンが続くだけに、まずは先発ローテの一角をつかみ取り、1学年後輩のFA右腕との投げ合いを見据える。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社