Apple本社に招かれた家電芸人がiPhone 16の便利機能をレビュー!機種変すべき人も解説
ポイント2. 超広角レンズ そしてもうひとつは超広角レンズ。 メインカメラはiPhone 15シリーズもiPhone 16シリーズも共通して4800万画素ですが、iPhone 15シリーズでは超広角カメラで撮ると、1200万画素にまで下がっていました。 しかしiPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxなら、超広角カメラでも4800万画素に対応。ズーム・アウトしても綺麗な画質のまま撮影できるようになりました。
ポイント3. カメラコントロール iPhone 16シリーズ全体で最も特徴的なものが、本体側面に追加された「カメラコントロール」です。
このボタンひとつで、カメラの起動やシャッターのほか、ズーム・インやズーム・アウト、色調などの操作もでき、今までよりさらに素早くカメラ撮影できるようになりました。
「Apple Intelligence」機能がすごい
iPhoneにとって「Apple Intelligence」は、これに対応している機種か否かでまったく価値が変わると言えるぐらい、ここ10年で一番大きい発明かもしれません。 「ボタンを押して話しかけると、依頼したことをやってくれる」という点では、Siriの感覚に近いものです。しかし、Siriとはできることの幅が違います。
例えば、みんなで集まってバーベキューしたときの写真を友達のAさんに送りたいとします。 Apple Intelligenceなら、「バーベキューのときに撮った写真の中でいい写真を探して、Aさんにメッセージで送信する」というところまでしてくれます。 また、メールなどで誰かと15時に渋谷で待ち合わせをすることになっていたと仮定します。ただ遅れていて、相手に連絡する必要性がある。 そんな状況をApple Intelligenceがメールのやり取りや位置情報などから察して、自動的に「“予定時間に間に合わないので遅れます”というメッセージを相手に送りますか?」とアラートを出すことまでやってくれるんです。 ほかにも、ビジネスパーソン向けの機能なら「作文ツール」。文章として繋がっていないとしても、ざっくばらんに要点だけを打ち込んでしまえば、3パターンぐらいの構成を考えてくれて、文体も選べます。 またレンタカーを借りるなどの状況で免許証番号が必要なとき、過去に撮影した免許証の写真を自動でアルバムから探し出し、そのなかの免許証番号だけ抜き出して表示してくれる。 従来よりも一歩先のことまでやってくれるのが、Apple Intelligenceです。すごいですよね。 発表では、このApple Intelligenceの初期機能が使えるようになるのは、iOS 18からiOS 18.1へのアップデートがある10月28日以降。さらに、日本語への対応は来年4月以降になるとのこと。 ただ、写真の中の不要な被写体を消す「クリーンアップ機能」などの言葉に依存しない機能であれば、iOS 18.1でも使えるようです。 ちなみにApple Intelligenceが使えるのは、現在iPhoneの対応機種(iPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max)だけ。これは機種変更の上で、機種選びの大きなポイントになるはずです。