電動バイク⇄自転車。和歌山発の電動モビリティ #JapanMobilityShow
こりゃあ都合がいい。 先日開催されていた「Japan Mobility Show Bizweek 2024」で見つけたのは、和歌山県のメーカーが作るこちらの乗り物。一見よくある電動モビリティに見えるけど、電動バイクと自転車の切り替えができる都合のいい乗り物なんです。 【全画像をみる】電動バイク⇄自転車。和歌山発の電動モビリティ #JapanMobilityShow
国内初。車両区分の切り替えが法的に認められている
glafitの「GFR-02」は、電動バイクと自転車の2つの車両区分を切り替えられる乗り物です。 このGFR-02を含むペダル付き原動機付自転車は、道路交通法上「原付」の扱い。電動バイクとして乗るためにナンバー登録やヘルメットの着用、車道の走行などが必須になります。 ただ、このGFR-02は道路交通法上、車両区分を変化させることができるモビリティとして、国内で初めて認められた電動バイク。というのも、オプションの「モビチェン®」で電動バイク⇄自転車の切り替えが可能に。このモビチェン®は、glafit独自の特許システム。glafitによると「切替えを認められる車両は警察庁で審査の上、認定されたもののみ」なのだとか。 GFR-02の車両区分の切り替えは、車両本体の電源をオフにしないとモビチェン®の操作ができなかったり、ながら走行では切替できなかったりと厳重。ただナンバーを覆うだけの仕組みではありません。これなら何かに怯えることなく堂々と活用できそう。
バッテリーがうまく隠れているからシュッとしている
車両を見ていてなんとなく都会的だなと思ったのが、コンパクトに畳めるところ。畳むと中心からパカっと折れる仕組み。しかも、バッテリーがこのフレームの中に仕込まれています。ここにバッテリーが入っているとは思えないほどスタイリッシュです。これだけコンパクトだと一人暮らしの玄関先にも収まりやすいでしょう。 ちなみにバッテリーの充電はもちろん家庭用コンセントでOK。2~3時間でフル充電が完了します。「約34kmの距離を走行できる」とのことで、普段の通勤やお出かけはもちろん、ドライブの先に持っていってサイクリングにも使えそうです。 あと、こういった電動バイクの選択肢が増えてきたなかでこちらを選ぶ理由になると感じたのが、国内メーカーであること。海外製品の委託製造でもなければ輸入品でもない、和歌山の会社のオリジナル商品。買った後のことを考えると、国内メーカーであることは強い要素なのかなと思いました。 Photo: mio
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