サッカー元日本代表・槙野智章が1年かけて作り上げた引退試合の裏側公開 本田圭佑さん遅刻でロッカールームはバタバタ
元サッカー日本代表の槙野智章さんが自身でプロデュースした引退試合の裏側を20日、YouTubeに投稿しました。 【画像】J1初優勝の神戸が祝勝ビールかけ 武藤嘉紀選手(左)と槙野智章さん(右) 1年前から準備をし「めっちゃ大変。もうしたくない」というほどこだわった今回の引退試合。スポンサー集めから、資料を作り、プレゼンまで全て槙野さんが行ったといいます。「人にやってもらうより自分の言葉で伝えた方が自分の思いが伝わる」と思いを込めました。 14日の引退試合には同じく日本代表として戦った香川真司選手、吉田麻也選手や、大迫勇也選手、原口元気選手など名だたるメンバーが集結しました。槙野さんはなじみのあるメンバーに終始笑顔で再会を喜びます。 そんな中アクシデントが。この日監督兼選手である本田圭佑さんがあらわれず、槙野さんが急きょスタメンを構成。慌てながらもドリームチームが仕上がっていきます。 そしていよいよ選手を集めて声かけが始まります。「ぬるいゲームは見たくない。ファン・サポーターにお笑いとかエンタメもそうだけどサッカーしてる姿見せたいので」と最後まで熱い思いを伝えていきます。遅れてきた本田さんも加わり、試合は熱狂と歓声の中終わりました。 槙野智章さんについて、香川選手は「中心選手でしたし、僕は常に槙野選手とかを見て刺激をもらっていた世代。サッカーに対してはリスペクトしてます」と話し、本田さんは「リーダーシップがあるので精神的にいろいろな場面でみんなの支えになってきたと思う」と語りました。 第2章は“監督”と話す槙野さん。「その夢をみて日々努力します。勉強します。唯一無二の監督になります」とサポーターの前で力強く宣言し、割れんばかりの拍手をもらい、1年に及ぶ槙野さん演出の引退試合が幕を下ろしました。