C大阪、日本代表DF毎熊晟矢不在も代役DF奥田勇斗プロ初ゴールで勝利貢献 桃山学院大の先輩後輩
◆明治安田J1リーグ▽第18節 C大阪2―1浦和(15日・ヨドコウ桜スタジアム) C大阪は“ニュースター”の活躍で勝利をつかんだ。 ゴール前まで運ぶものの、シュートは打てず苦しい時間が続いたなか、前半41分、カピシャーバがFKを獲得。FWルーカスフェルナンデスがペナルティーエリアより20メートル後方の左サイドから、技ありの先制ゴールを挙げ、チームに勢いを呼び込んだ。 1点リードで迎えた後半4分。右CKからのクロスがはじかれペナルティーエリア手前にこぼれると、DF奥田勇斗が右足を振り抜き、ゴール左へ突き刺した。プロ初ゴールは豪快なミドルシュートとなり、貴重な追加点を挙げた。 奥田は海外挑戦のためチームを離れた日本代表DF毎熊晟矢と同じ桃山学院大出身。さらに、同じ右サイドバック(SB)ということもあり、出場機会は少なく左SBでの起用が多くなっていた。だが、先輩不在のなか、右SBで24歳が躍動。ライン際まで走り込みボール奪う姿や、体を張ってゴールを守る献身的なプレーを見せ、最後はゴールまで奪って見せた。後半32分には浦和にゴールを許したが、2―1で逃げ切った。 毎熊は、5試合連続ベンチ外となった元日本代表MF香川真司らとスタンドから試合を観戦していた。
報知新聞社