「日本最大の政策コンテスト」マニフェスト大賞。今年は6月から応募開始!
マニフェスト大賞の応募が6月からはじまります。マニフェスト大賞は、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の優れた活動を表彰する日本最大の政策コンテストです。2006年からはじまり、今回で19回目を迎えます。
マニフェスト大賞とは?
東京都江東区議会議員の鈴木綾子です。 昨年(第18回)に引き続き、第19回マニフェスト大賞実行委員長を務めさせていただいております。 いよいよ6月1日からマニフェスト大賞の応募期間がはじまります。応募締め切りは7月31日。1ヶ月前倒しとなりました。
本記事では、マニフェスト大賞の応募開始を機に、これまでの歩みや新しい取り組み、応募することのメリットなどを皆様にお伝えしていきます。 マニフェスト大賞は、地方自治体の議会、首長、市民等による優秀な取り組みを表彰・発表するものです。 日頃、注目されることが少ない地方議会・議員、地方政治の良い取り組みに光を当てることで、それらを担う人たちの活力になり、地方から政治を変える原動力となるために2006年に作られました。現在では地方議会、議員、首長のみならず、幅広い年代や立場の市民の皆さんの優れた取り組みの受賞も目立ち、裾野が広がってきています。 応募件数もここ数年は3000件を超えるなど、名実ともに、「日本最大の政策コンテスト」として認知されるようになりました。 マニフェスト大賞は、次回で20回の節目を迎えることとなり、大規模なリニューアルを予定しております。今回(19回)もそれに先駆けて受賞部門の見直しや、「インターネット投票特別賞の創設」など、新たな取り組みもスタートします。 今回も多くの皆様にマニフェスト大賞の存在を知っていただき、優秀な取り組みをご応募していただきたいと考えています。
マニフェスト大賞に応募することのメリット (1)自分や所属している議会・団体の活動や成果を振り返り、棚卸しする機会になる 地方議員仲間の皆様の多くは、4年ごとの選挙の前に自分自身の政策を振り返り、レポートやホームページなどにまとめたり、有権者への報告を行ったりしていると思います。 また、市民団体などで活動されている方も、定期的に活動報告をされていらっしゃることでしょう。 マニフェスト大賞の応募を通じ、1年ごとに取り組みをまとめていくことで、自分自身の活動の振り返りにもなり、自分自身の政策実現の過程をレビューすることにもつながります。 私自身は、マニフェスト大賞に個人として2回の受賞歴(第8回・第16回)があります。いずれも日々の議員活動の中で行なっている政策提言や情報発信手段などの取り組み事例を年単位でまとめ、応募したものが受賞につながっています。 (私の受賞事例については、2023年の記事をご覧いただけると嬉しいです) 受賞団体の過去の事例をみても、マニフェスト大賞応募を通じた「活動の棚卸」を繰り返すことで、優秀な取り組みとして認められ、事例が全国に水平展開されていく好循環が広がっていることが実感できます。 「こんな取り組みは誰でもやっているのではないか」 「マニフェスト大賞に応募するにはまだ早い」 そんなことはありません。 気づいたこと、工夫してきたこと、ご自身が当たり前のように行ってきたことも、他にはない、優秀な取り組みとして受賞した事例が多くあります。みなさんが行ってきた取り組みを、ぜひ、ご応募し、全国の仲間達と共有していきましょう。 (2)全国の優秀な取り組みを知り、TTPする機会に! マニフェスト大賞に応募すること、プレゼン研修会や「地方議会サミット」など各種の勉強会、研修会を通じて全国の優秀な取り組みを知り、シェアし、優秀な取り組みをTTP(徹底的にパクる)ことは、地域を良くしていくことやご自身の成長につながります。 マニフェスト大賞は、約20年間の歴史の中で、「つながる・シェアする・TTPする」ことで、地方から善政競争の輪を広げていくコミュニティの場としても成長を続けてしました。 みなさんもぜひ、参加者と励まし合い、切磋琢磨することができるマニフェスト大賞の輪に加わって頂けると嬉しいです。