周年V機を手にした中尾優香が前検好感触/ボートレース多摩川・ヴィーナスシリーズ
ボートレース多摩川の「ヴィーナスシリーズ第17戦是政プリンセスカップ」は13日に開幕。今節から凍結防止用の温水パイプが装着される。前検ではパイプの影響か、「回ってない」という選手が数多くおり、エンジン相場に多少の変動があるかもしれない。 周年V機を手にした中尾優香は「足は良さそうで、全体的にいい感じ」、近況上昇中の36号機を引いた来田衣織も「いいかもって思った」と好感触。パイプの影響はなさそうで、追いかければいいことがあるかも。 他で目立ったのは後藤美翼。74号機は先の記念で萩原秀人が出していたエンジンで、後藤自身も「特訓で両隣より良さそう」とまずまずの動き。他の選手からも「後藤選手と比較すればちょっと弱い」という声も聞かれた。地元の後藤は前回2月に参戦した際に優出を果たしており、格上相手でも奮闘が期待できる。 初日12R「リップルD戦」1号艇は守屋美穂。引いた54号機は前節の平本真之が当地初優出を決めたエンジン。「前検では全然分からない」状態だったが、守屋の調整力ならインで持たせる足に仕上げられるはずだ。
マクール