【ボートレースコラム】横田貴満 3Daysで見せた魂こもった奮闘劇 もう一皮むけそうな予感
からつでは12日から「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」が行われた。枠番抽選が明暗を分ける開催。横田貴満(31=佐賀)は初日トーナメントは2号艇となり、2着で通過。「1周1Mはもっとしっかり踏み込んで差さないと。2着はたまたま」と反省を繰り返した。 セミファイナルでは絶好の1号艇を引き当て「みんな格上。チャレンジャーのつもりで」と引き締まった表情を見せていた。レースでは1周1Mを回ったところで舟が浮いてしまい、吉川元浩の捲り差しが入り2着。優出を逃したが、道中も吉川と激しい競りを演じ、強く印象を残した。 今期は勝率6点台をキープ。「ここ3、4節はいいエンジンを引いている。でも、準優内枠で乗っても、なかなか2着に入れていない。もうひとつパンチがないですね」と課題を挙げる。 地元での奮闘をきっかけに、もう一皮むけるか。今後の活躍に期待したい。(川淵 陸郎)