1番人気の良血ノクターンが快勝 横山武史は絶賛「素晴らしい馬が素晴らしい勝ち方」【中山6R・3歳新馬】
5日の中山6R・3歳新馬(芝2000メートル)は、キタサンブラック産駒で横山武騎乗の1番人気ノクターン(牝・木村)が、直線で脚を伸ばし、2分01秒9(良)で快勝した。 中団からレースを運び、直線半ばで外から加速。後続に2馬身差をつける鮮やかな内容だった。横山武は「素晴らしい馬が素晴らしい勝ち方をしてくれましたね」と素材の良さに相当な手ごたえを感じたようで、満面の笑みを浮かべた。 「担当の方から聞いていた通り、返し馬から緩さがあり、おとなしすぎる面がありました。その分、早めにエンジンをふかしましたが、直線でやっとエンジンがかかってくれましたね。新馬向きではなかったかもしれませんが、それでも勝ち切ってくれたのは能力の高さゆえです。先々が楽しみですね」 一方、木村調教師は同じキタサンブラック産駒の世界ナンバーワンホース・イクイノックスを手がけた経験があるだけに「内容は良くなかったですね。反省点が多いです。しっかりいい走りができるようにしていきたい」と先々を見据えて気を引き締めた。 ノクターンの半姉はGⅢを3勝したテルツェット。また、祖母がラヴズオンリーミーで、近親にリアルスティール、ラヴズオンリーユーといったGⅠ馬がいる。
東スポ競馬編集部