「3人の銀なら、4人で銅の方がむしろ個人的に嬉しかった」 初老ジャパンメンバー4人がイベントに登場!
こんにちは。ニッポン放送アナウンサー内田雄基です。 「2024ユーキャン新語・流行語大賞」TOP10入りを果たした総合馬術団体『初老ジャパン』。今年の夏に、パリオリンピックで日本勢92年ぶりの銅メダルを獲得後、一気に知名度が上がり誰もが知る所になりました。 私は、パリオリンピックの前までは、「総合馬術」という名前は聞いたことがあるものの、どのような競技なのか詳しく知りませんでしたが、競技時やメダル獲得後のウイニングランの映像、メディアに登場する初老ジャパンの皆さんのエピソードを聴いて「総合馬術」に興味が湧いてきました。 その中で、幸運なことに初老ジャパンの皆さんが集まるイベント「クリスマスだヨ!初老ジャパン全員集合 Presented by ENEOS」が、12月21日(土)に開催されると聞きつけ、取材に伺いました。
会場のJRA馬事公苑(東京都世田谷区)のインドアアリーナに、初老ジャパンメンバーの大岩義明選手、北島隆三選手、田中利幸選手、戸本一真選手の4人がクリスマスらしくサンタ帽を被り登場すると、会場に集まった数百人のファンから大きな拍手が送られました。 トークショーではチーム最年長の大岩選手が「ヨーロッパに渡り長い年月、努力をしてきたことをそれぞれが分かっていた。オリンピックには3人しか出られない。(北島選手の馬が、場体検査をクリアできずに田中選手に交代となり)最終的に4人がメダルを取れたのは最高の結果だった。3人の銀なら、4人で銅の方がむしろ個人的に嬉しかったと思う」と、メダル獲得時の心境を答えました。
一方、北島選手は、お世話になってきた様々な人にメダルを触ってもらったといい結果的に「一週間もしないうちにはげてきた。10円玉みたいな色になってきている。」と、メダルの色が変わってきていることを明かし、集まったファンの笑いを誘っていました。 また、田中選手は「初心者の方からも声をかけてもらうようになった。」北島選手は「サインを求められることが増えて、サインが上手くなった。」と“オリンピアン”から“メダリスト”に変わったことで、周囲からの反応が変わったことも明かしていました。 午後には数百人のファンに見守られる中、総合馬術3種目のデモンストレーションを初老ジャパンメンバーが実演。4人が順番にデモンストレーションを行うと度々大きな歓声や拍手が送られました。