オプション棚板の登場でユニフレーム「焚き火テーブル」の魅力が爆上がり!
■待望のオプションがソロキャンを変える?
「焚き火テーブル」ユーザーの中には天然木部分を加工して小物を吊り下げられるようにしたり、メッシュ鍋敷きを脚にはめ込んでラックにしたりしていますが、2023年、ついに純正オプション「焚き火テーブル レッグラック」が誕生しました。 ソロやデュオではシングルバーナーを使うことが多いわけで、天板下のラックにスパイスや食器を置くと「焚き火テーブル」がちっちゃなシステムキッチンみたいになります。手を伸ばしたり、周囲をぐるっと見渡したりしなくてもいいのは便利。 焚き火台のそばではグローブやライターなんかを下のラックに置けるので、いちいち熱い鍋を載せるために小物を片付ける必要はありません。 このラック、ただステンレスの板に穴があいているだけではなく、樹脂パーツを取り付けているので、金属同士がこすれる耳障りな音やぐらつきはほぼありません。 「焚き火テーブル レッグラック」は片側にだけ天板が広がります。“だったら両側に天板が広がるカスタムのほうがいい”と思うかもしれませんが、それは早計というもの。 この「焚き火テーブル レッグラック」、取り付け直後に約1度上向きになります。そして“モノを置いたときは前下がりにならず平らになる”という緻密な設計。さすが純正。 また「焚き火テーブル」の天板は耐熱性にすぐれ、傷が付きにくい特殊エンボス加工を施しているのはご存じの通りですが…。 「焚き火テーブル レッグラック」も同様のエンボス加工を施したステンレス鋼を採用しています。メンテナンス性の良さもたまりません。 フチを折り曲げていて歪みにくいようになされているのですが、この折り曲げが反対側(上向き)になっていると心理的に安心できるのに…というのがちょっぴり残念ポイントです。 ユニフレームの「焚き火テーブル」は、決してメジャーではなかった耐熱テーブルをメジャーアイテムに押し上げ、オプションの登場でちっちゃなシステムキッチン化するという新たな可能性を見いだしました。 次の20年でまた新しいスタイルを生むかも…そんな期待が高まるプロダクトです。
<取材・文/大森弘恵 取材協力/新越ワークス>