パリ五輪の聖火台など、大会後も展示継続も 市長が検討明言
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【7月30日 AFP】仏パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長は29日、エッフェル塔(Eiffel Tower)に設置された五輪のリングや気球型聖火台など、パリ五輪で人気のランドマークを大会後も展示する方法を模索していくと述べた。 イダルゴ市長は仏ラジオ局フランス・ブルーで、開会式に登場したフランス人女性10人の像を含め、「これら三つのシンボルの可能性を模索していくべきだ」「これら三つの芸術的、象徴的、そして壮大なオブジェは、われわれの注目に値する」と語った。 その一方で、ピエール・ラバダン(Pierre Rabadan)副市長はAFPの取材に対し、五輪のリングを残すことは「技術的に難しい」と述べ、聖火台と女性の像についても「適切な場所」を見つける必要があると付け加えた。 開会式後、聖火台は市内のチュイルリー公園(Tuileries Garden)で展示されている。1日1万人が見学できることになっているが、大会期間中の予約は全て埋まっており、大人気となっている。(c)AFPBB News