マカオ国際空港に新ラウンジ「プラザ・プレミアム・ファースト」がオープン
空港ホスピタリティサービスをグローバルに展開するPlaza Premium Group(プラザ・プレミアム・グループ)は9月30日、マカオ国際空港に新ラウンジ「Plaza Premium First(プラザ・プレミアム・ファースト)」をオープンした。 マカオ国際空港のプラザ・プレミアム・ファーストは制限エリア内の出発ゲート10/10A近くにあり、広さは約5000平方フィート(約465平米)。施設は主にラウンジベイ、バー、ダイニングゾーンで構成され、シャワールームや電動マッサージチェアの設置もある。
同社は10年前からマカオ国際空港で「Plaza Premium Lounge(プラザ・プレミアム・ラウンジ)」を運営しており、今回のプラザ・プレミアム・ファーストのオープンで同空港における同社のラウンジは2施設体制となった。 プラザ・プレミアム・ファーストは世界で香港、クアラルンプール、ジャカルタに続く4番目のオープンで、エリートトラベラーのためのパーソナルなおもてなし、注文を受けてから調理するこだわりの料理、ブランド横断型サービスによる旅行体験の変革と向上をコンセプトとして掲げている。
同社は世界各地のラウンジで「Proudly Local」をテーマに所在地域のユニークな文化やグルメを紹介しており、マカオのプラザ・プレミアム・ファーストでもポルトガルチキン、ポークチョップバーガー、エッグタルト、ミルクティー、ポルトガルワインといったマカオ独特のフード&ドリンクを提供するとのこと。 同社の創業者でCEOの宋海西(ソン・ホイシー)氏はオープニングセレモニー後に本紙含む囲み取材に応じた際、近年マカオのインバウンド旅客はMICE、レジャー、ファミリーとダイバーシティ化が進み、またマカオの統合型リゾート(IR)運営企業が高品質できめ細やかなサービスを提供していることから旅客の要求も高まっている中、コロナ前にマカオ国際空港へのラウンジ増設を決定していたとし、今回のマカオにおけるプラザ・プレミアム・ファーストのオープンは戦略的拡大の一環であり、同社の粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)に対するコミットメントを示すものとコメントした。