「スマホ問題」で人気騎手が引退、相次ぐ不祥事…2024年“競馬界の十大ニュース”を振り返る「2023年は明るい話題が上位を占めていたが…」
最年長GI勝利記録も…番外編ニュース
最後に、24年の十大ニュースの「番外編」として、項目だけを以下に記す。 「関西馬、GI勝利数で関東馬を再逆転」 「札幌競馬場にJRA初の女性場長誕生」 「サンデーレーシングJRA・GI完全制覇」 「マカオ、シンガポールの競馬廃止」 「JRA創設70周年」 「横山典弘、ダービーで最年長GI勝利記録更新」 「ディープインパクト産駒、JRA・GI連続勝利記録ストップ」 ディープ産駒のJRA・GI勝利は2011年からつづいていたのだが、シャフリヤールが“ラストチャンス”の有馬記念で鼻差の2着に敗れ、「13年」で途切れた。父サンデーサイレンスとステイゴールドに1年及ばぬ歴代3位の記録だ。ただ、海外でオーギュストロダンが英プリンスオブウェールズステークスを勝っており、「JRA」という括りでなければ、GI連続勝利はつづいている。 2025年は、走りで人々の心を揺さぶるスターホース、そして、何度も語らずにはいられないような名勝負が見られる一年になってほしい。
(「沸騰! 日本サラブ列島」島田明宏 = 文)
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