インフルエンザ 静岡県内も“注意報レベル”に 御殿場保健所管内は“警報レベル”
静岡県によりますと、2024年12月9日~12月15日の感染症発生動向調査で、静岡県内のインフルエンザの定点当たり患者報告数が、前週の4.44人から11.47人に増加し、注意報レベルの基準値(定点当たり患者報告数10人)を超えました。 インフルエンザの定点当たり患者数とは、県内139の内科・小児科定点医療機関から報告された1週間の患者数を施設数139で割った数値で、流行開始の目安とされている定点当たり患者数は1、注意報レベルは10、警報レベルの開始は30、警報レベルの終息は10ということです。 保健所管内別の定点あたり患者数は、御殿場が35.00人で「警報レベル」、賀茂が13.00人、富士14.80人、静岡市10.84人、西部11.11人、浜松市10.89人で「注意報レベル」となっています。 県では今後、さらに流行が拡大するとともに長期間持続することも考えられるとして、咳エチケットや換気、手洗いといった感染拡大防止対策に努めるとともにワクチン接種の検討も呼びかけています。
静岡放送