建設資材置き場で「プラスチック板の下敷きになった」50代男性作業員が死亡 重さ40キロの敷板が荷崩れか=静岡・河津町
12月20日午後、静岡県河津町の建設資材置き場で、重さ40キロのプラスチック製敷板の下敷きになった50代の男性作業員が死亡しました。警察が労災死亡事故として、事故が起きた詳しい原因などを調べています。 警察と消防によりますと、20日午後2時ごろ、河津町峰の建設資材置き場で「50代の男性がプラスチックの板の下敷きになった。板は取り除いたが、男性の口から出血している。かろうじて会話はできる」との119番通報がありました。事故にあったのは、近くに住む男性作業員(56)で、病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。死因は頭蓋骨骨折による脳内出血でした。 関係者によりますと、男性は重機で複数のプラスチック製敷板を吊る作業をしていたということです。その時、荷崩れが起き、敷板1枚が滑って男性の胸に当たり、男性は倒れ、頭部を打ったとみられているということです。敷板は、建設現場の地盤を安定させるために敷かれるもので、1枚のサイズは240センチ×120センチ程度、厚さは1センチほど、重さは約40キロということです。 警察が労災死亡事故として、事故が詳しい原因などを調べています。
静岡放送