「2~3年以内でケインの領域にも」ブンデスリーガの“空白”を埋める新たな点取り屋【現地発】
ケインから大きな刺激を受けるザネ
11節終了現在のブンデスリーガで単独トップの17ゴールを決めているケイン。(C)Getty Images
昨シーズンのブンデスリーガには「本物」と称せる点取り屋が不在だった。だが、その“空白期間”に1シーズンで終止符が打たれるかもしれない。開幕からのゴール量産で話題をさらっている3人のセンターフォワードに迫る。(文:ベンヤミン・ホフマン/訳:円賀貴子 2023年10月19日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― 1年前の夏、ブンデスリーガは二大ゴールマシンを失った。バイエルン・ミュンヘンとの契約延長交渉で合意に至らなかったロベルト・レバンドフスキがバルセロナに、ボルシア・ドルトムントに収まる器ではなくなっていたアーリング・ハーランドがマンチェスター・シティに移籍したのだ。ファンはおおいに落胆し、専門家の多くは「これではブンデスリーガの魅力が損なわれる」と嘆いた。 迎えた2022-2023シーズン、得点王に輝
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