キッコーマン・中野祥三郎社長 しょうゆを世界標準に、海外で浸透した背景 各国でレシピ提案、今後の海外戦略は
家族妻、娘、息子の4人家族。娘と息子はそれぞれ独立し、今は夫婦2人きりの生活。息子は子供の頃からアレルギー体質で、フライパンなど調理器具も家族と別のものを使用したこともあった。そのため、息子自身も調理をするようになり、今では「息子が料理担当で、息子家族は皆、喜んでいます」。
テニス大学時代はテニス同好会で足腰を鍛えた。妻ともテニスを通じて知り合った。「実は、妻のほうが上手でして」。ゴルフも妻のほうがスコアがよいといい、「先日も『今日、コンペがあって優勝したのよ』とさらりと言われました」。
旅行夫婦で海外や温泉に出かけたり、1人でぶらりと旅することもある。仏像など古いものを見るのが好きで、奈良では春日大社の3000基の燈籠、新薬師寺では十二神将立像に感動した。旅先で地元の料理や酒を味わうことも旅の楽しみの一つ。「お酒は何でも飲みます。おいしい地酒を飲んだときは、旅の疲れを忘れます」
モットー一般的に会社、組織は〝やらされ感〟が強い。上に立つ者は、部下の個性をしっかり把握し、コミュニケーションを図り、聴く耳を持つことや、「褒める」「認める」ことが大事だという。「私自身にいい聞かせていることでもあります」
ペン/危機管理・広報コンサルタント 山本ヒロ子 カメラ/三尾郁恵