【毎日書評】いつも「時間がない」人が有意義に過ごせるようになる1週間の使い方
自分の1週間の行動記録をとる
自分をよく知ることは、大きな変化を起こすための必須条件。自分の時間の使い方を知れば知るほど、より有意義な活動に時間を費やすことができるわけです。そこで著者はここで、「ふだんどのように時間を使っているかを自覚するためのシンプルなエクササイズ」を紹介しています。 このエクササイズを実行するために必要なのは、今後1週間の活動をすべて詳しく書きとめること。仕事の前後と最中にしていることをすべて書きとめると、次のことに気づくというのです。 ・実際に働いている時間はどれくらいか? SNSなどの非生産的な活動をしている時間はどれくらいか? ・仕事以外で時間をどう使っているか、それは本当にしたいことか? たとえば、もっと生産的な活動をすることができるのに、テレビやネットフリックスを何時間も見ているかもしれない。(118ページより) 私たちは時間の使い方を心得ていると思っているものの、多くの場合はそうではないのだと著者は指摘しています。そこで、このシンプルなエクササイズを実行し、それを検証する必要があるという考え方。 毎日どのように時間を使っているかを分析してみれば、時間の使い方を改善することができるのです。そして、そこで得た新しい気づきは責任感を生み出し、時間を大切にする気持ちを強めてくれるわけです。(118ページより) 時間の上手な使い方を学び、適切な活動に集中すれば、時間をうまく使いこなすことができるはずだと著者はいいます。目の前の目標にたえず集中し、毎日、それに向かって前進するために、ぜひとも本書を活用したいところです。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: ディスカヴァー・トゥエンティワン
印南敦史