10番が”同カテ”へ移籍も「ブーイングできない」 流出も…功労者へ異例惜別「分かってたけど寂しい」
マテウス・サヴィオは浦和へ完全移籍
J1の柏レイソルは1月3日、浦和レッズへMFマテウス・サヴィオが完全移籍することを発表した。今年にクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場する浦和への流出だが、ファンからは功労者へ感謝の声で溢れている。 【移籍動向リスト】Jリーグの最新移籍動向一覧 27歳のマテウス・サヴィオは母国ブラジルでプロキャリアをスタート。ブラジル国内、ポルトガルのクラブを経て2019年夏に柏へ期限付き移籍。1年目から19試合7ゴールと存在感を発揮し、翌年は完全移籍に切り替わった。22年から10番を背負い、このシーズンは6ゴール4アシストを記録し、優秀選手賞を受賞した。 2023年は31試合7ゴール、2024年は残留争いをしていたチームで全試合スタメン出場し、9ゴール7アシストと奮闘。J1ベストイレブンに選出された。サヴィオはクラブを通して「すべてのサポーターの皆さん、この5年半もの間、応援してくださって本当にありがとうございました。どんな時もスタジアムで、試合開始から最後の最後まで熱い声援を送り続けてくれる皆さんの存在は、僕にとって絶対的なものでした。僕自身はもちろん、家族共々ここ柏で過ごした人生の1ページに感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!」と ファンからは「分かってたとはいえ、寂しい」「ブーイングなんてできない」「これまで柏の為に戦ってくれてありがとう」「ついに公式発表が」「柏レイソルと柏の街を愛してくれてありがとうございました」と感謝をつづった反響が寄せられていた。
FOOTBALL ZONE編集部