【何もしない休日】平日の疲れを癒やすだけで休みが終わってしまいます。 このままでよいのでしょうか?
日々業務に明け暮れ、時には残業もあり、仕事には大きな労力を要するため疲れがつきものです。そのため、休日は何もすることなく、疲れを癒やすだけで終わってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし休日に何もせずに過ごすと、特に得るものもなく後悔することもあるでしょう。 本記事では、休日を有効に活用しながら生活の助けになる方法や、金銭面の工夫を紹介します。
休日の過ごし方
株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「BizHits」は、2022年8月に社会人の独身男女497人を対象とした「休みの日の過ごし方」についてアンケートを実施しました。そのなかから、「後悔してしまう休日の過ごし方」の結果を紹介します。 ・1位:寝すぎる(253人) ・2位:動画・テレビばかり見ている(59人) ・3位:ダラダラ過ごす(51人) ・4位:ネット・スマホばかり見ている(44人) ・5位:外出しない(34人) ・6位:SNSばかり見ている(21人) ・同6位:やりたかったことができない(21人) 寝すぎてしまうと生活リズムが乱れ、休日を楽しむことができなくなってしまいますし、休日明けの出勤もきつくなります。またテレビやスマホ、SNSは平日でも見ることができますので、休日に見ると特別感がなく後悔を生むかもしれません。アンケート結果からあまりに、ゆったり過ごすと後悔してしまうことが伺い取れます。
休日を有効活用するには?
本項では、何もしない休日を有効活用する方法を紹介します。 ・家計簿や日記をつける TVや動画を流し見しているのであれば、簡単に日記をつけるなどして、様子を残しておきましょう。何もせずに過ごし、後悔する気持ちなども素直に残しておけば、改善につながることも期待できます。また、家計簿をつける時間を作るのもさまざまな面で有効です。不要なサブスクリプションなどが見つかり、お金も時間も節約できます。 ・資格取得の勉強、学びなおし 資格の取得や投資の勉強などに、時間を割くこともオススメです。自分の成長につながりますし、生活面でも大いに助けになります。通信やハローワークなどで、資格取得の助けになる講座は多くありますし、投資の勉強も何冊か本を読むことで十分な学びになります。 ・副業に取り組む 趣味や本業を生かした、副業に取り組んでみましょう。趣味を生かしたものであれば続けるのも苦になりませんし、本業を生かしたものであればキャリアを積むことができます。何もせずに過ごすより、お金を生み出し生活が潤います。 ■平日の仕事が負担な場合は とはいえ、本当に疲れている場合は、無理に勉強や副業をする必要はありません。 休日の過ごし方は、自分の気持ちや身体の状態と素直に向き合いましょう。何もしない時間は、心身のリセットになります。日常の仕事が負担でも、スキルが身につくなど有益な経験を積めているのであれば、より仕事に励むために心身を休めることも重要です。 しかし、ただ疲労・消耗しているだけであれば、貴重な時間を浪費してしまうだけなので、転職も視野に入れることも考えたほうがよいかもしれません。休日は、そのための英気を養うのに使うとよいでしょう。
まとめ
何もせずに休日を過ごした場合に後悔する理由と、休日を有効活用する方法を紹介しました。休日を有効活用できれば、日々の生活に潤いとよい循環が生まれ生活全体の質が高まりますので、参考にしてみてください。 出典 株式会社 ビズヒッツ 休みの日の過ごし方に対する意識調査 厚生労働省 教育訓練給付制度 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部