和歌山県紀の川市出身の19歳女性プロレスラーが地元デビュー
紀の川市出身の女性プロレスラーが、12月15日、和歌山市の県立体育館で開かれた「紀州ぶんだらプロレス」の興行でデビューを果たしました。 デビューしたのは、和歌山を拠点とする社会人プロレス団体「紀州ぶんだらプロレス」所属で紀の川市出身の藤井瑠美愛(ふじい・るみあ)選手(19)です。 藤井選手は子どもの頃からの憧れだったプロレスラーになるため、地元の県立高校のソフトボール部で体を鍛えながら「紀州ぶんだらプロレス」の練習生となり、受け身や技などおよそ1年間の鍛錬を重ねてきました。 デビュー戦は、真田十勇士蒼影(さなだじゅうゆうし・あおかげ)選手と30分1本勝負で対戦し、集まった観客から大きな拍手で迎えられ、リングに上がりました。多彩な技を披露し練習の成果を見せましたが、真田十勇士蒼影選手に3カウントを取られ7分42秒で敗れ、白星を飾ることはできませんでした。 試合後、藤井選手は「決まらなかった技もあり、悔しさが残る試合になった。今後は井上京子さんと戦うことを目標に頑張りたい」と話していました。