あのジダンから舌打ちされた!?稲本潤一 衝撃受けた過去の対戦を回顧「全くかなわなかった」
サッカー元日本代表MFで現役引退を発表した稲本潤一(45)が8日放送のフジテレビ「すぽると!」(日曜後11・15)に生出演。28年に及ぶ現役生活の中で最もスゴかったという選手について言及する場面があった。 稲本は「黄金世代」と呼ばれる1979年度生まれで、日本代表としてW杯3大会に出場。02年W杯日韓大会では2得点し、日本の初の決勝トーナメント進出に貢献。06年ドイツ大会のジーコジャパンでは中田英寿、中村俊輔、小野伸二と中盤で「黄金カルテット」を形成。クラブは01年にG大阪から名門アーセナルへ移籍し、トルコやドイツ、フランスのクラブでもプレーした。 番組MCのお笑いコンビ「千鳥」ノブから「この選手はスゴかったという選手はいますか?」と質問されると、稲本は「一番はジダンですね」と即答。元フランス代表レジェンドの名前が飛び出しスタジオは騒然。「千鳥」大悟が「ジダンと(一緒に)やってんねん」と話すと、ゲスト出演でタレントのJOYも「エグい」と驚きの声を上げた。 さらに稲本はジダンのスゴさについて「パリで代表で0―5で負けた試合で、当時僕はどんなタイミングでいっても相手が誰であっても取れたんですけど、ジダンだけは全くボールが取れなかった」と説明。続けて「ただ一回だけボールに当たったんですよ。(パスは)結局、相手チームに通ったんですけど、ジダンにチッって舌打ちされた」と明かした。 ボール触わられただけで“舌打ちする”というエピソードに出演者からは再び驚きの声。稲本は「もうビックリして。全くかなわなかったですね」とジダンの超絶テクニックに衝撃を受けたことを振り返った。 ◇稲本 潤一(いなもと・じゅんいち)1979年(昭54)9月18日生まれ、大阪府出身の45歳。G大阪で97年に当時最年少の17歳6カ月でJデビュー。01年、当時のベンゲル監督に見込まれ、名門アーセナルへ移籍。フラム、ガラタサライ、Eフランクフルトなど海外7クラブでプレー後、10年に川崎Fで国内復帰。札幌、J3相模原を経て22年に関東1部の南葛SCへ加入。J1通算225戦19得点。00年シドニー五輪も経験。W杯には02、06、10年と3度出場し、国際Aマッチ通算82試合5得点。妻はモデルの田中美保。1メートル81、77キロ。