【MLB】パドレスが快勝で1勝1敗のタイに戻す ダルビッシュ7回1失点の好投 大谷はノーヒット
地区シリーズ第2戦【パドレス10-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間10月7日、ナ・リーグのディビジョンシリーズ第2戦が行われ、第1シードのドジャースが本拠地ドジャー・スタジアムで第4シード・パドレスと対戦。ポストシーズンの1試合最多タイ記録となる6本の本塁打を放ったパドレスが10対1で快勝し、1勝1敗のタイに戻した。パドレス先発のダルビッシュ有は7回1失点の好投で白星をマーク。ドジャース先発のジャック・フラハティは6回途中4失点と安定感を欠き、黒星を喫している。 【動画】パドレスのジュリクソン・プロファーがホームラン性の打球を好捕 ドジャースが勝てばディビジョンシリーズ突破に王手となる試合でパドレスが意地を見せた。1回表にフェルナンド・タティスJr.の今プレーオフ第2号となるソロホームランで先制すると、その裏の守備ではレフトのジュリクソン・プロファーがムーキー・ベッツのホームランかと思われた打球を好捕。これで流れを掴んだパドレスは直後の2回表にデービッド・ペラルタの2ランで3対0とリードを広げた。 援護をもらったパドレス先発のダルビッシュは2回裏こそ無死満塁のピンチを迎え、ギャビン・ラックスの犠牲フライで1点を返されたものの、続くトミー・エドマンをファーストライナー併殺に打ち取ると、ここから勢いに乗る。打たせて取る投球を披露し6回までわずか69球の省エネでドジャース打線を手玉に取ると、7回裏に迎えた一死2塁のピンチもサードゴロとセンターフライで難なく切り抜け、7回82球、被安打3、与四球2、奪三振3、失点1の内容でマウンドを降りた。 パドレスは打線も徐々にギアを上げたダルビッシュの好投にさらに応え、6回表にジャクソン・メリルのタイムリーで追加点を挙げると、さらに8回表にはメリルの2ランホームランとザンダー・ボガーツのソロホームランも生まれて7対1とリード。9回表にはカイル・ヒガシオカの今プレーオフ第3号ソロ、タティスJr.のこの試合2発目となる2ランが飛び出すなど勢いは最後まで止まらなかった。 前日の試合ではプレーオフ初本塁打を放つなど大活躍を見せたドジャースの大谷翔平は、この日も変わらず「1番・DH」でスタメン出場。空振り三振、ファーストゴロ、ファーストゴロ、空振り三振で4打数ノーヒットと、前日に続く活躍とはならなかった。プレーオフ成績は打率.222、1本塁打、3打点、OPS.778となっている。