凹んだときこそ、新しい世界の扉が開くチャンス! 元自衛官のぱやぱやくんがこのように語る理由とは? 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
今となってはその選択も良かったとは思っているのですが、学生の当時は「一般の大学に進学をしておけば良かった」と1000回ぐらいは思っていました。 とはいえ、そんな日々があったからこそ、私は図書館で片っ端から本を読み、人生の幅を広げるようにしました。なので、そうした日々が今活きていると考えれば、結果オーライかもしれません。 話を戻しますが、「人生がつまらない」と思ったら、たいていは、あなたがしたいことを、何も達成できていない状態になっていることが多いのです。 毎日、家と会社をただ往復して、スマホゲームでポチポチと遊び、たまの休日も家に引きこもっていたら、どうしてもそれはつまらなくなってきてしまいます。 「人生がつまらない」と思ったら、想像してみてください。 好きな本を一冊持って、夜行バスに乗って、地方都市に行ってみてください。そこで、たまたま入った居酒屋のママと会話をしてみましょう。 すると、今あなたが、つまらないと思っている人生も、意外と捨てたもんじゃないな、と思えるかもしれません。 あなたが想像できる以上に、世界は広くて楽しいことがあります。だから、人生がつまらないと思ったときには、自分の人生の幅を考えて、少し活発になってみましょう。 (ぱやぱやくん) ぱやぱやくん/防衛大学校卒の元陸上自衛官。退職後は会社員を経て、現在はエッセイストとして活躍中。名前の由来は、自衛隊時代に教官からよく言われた「お前らはいつもぱやぱやして!」という叱咤激励に由来する。著書に『飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る』(育鵬社)、『陸上自衛隊ますらお日記』『今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校』(以上、KADOKAWA)など。
ぱやぱやくん