レスリング文田健一郎 「メダル以上のものをくれた」愛娘の「“世界一のパパ”を目指したい」
レスリング男子グレコローマンスタイル男子60キロ級の文田健一郎が27日、都内で行われた「第17回ペアレンティングアワード」に出席。「スポーツ部門」で受賞し、喜びを語った。 黄金に輝く金メダルを首にかけて登場した文田。今夏のパリ五輪は「初めて家族で一緒に戦ったオリンピックだった」と振り返り「娘が見ている前では負けたくない。世界一強いパパになる」という思いが、金メダル獲得にもつながったようだ。 試合後にSNSで話題となった娘と文田の再会動画について「僕のことを見つけて走ってきてくれて抱きしめてくれて、本当に報われた。結果もうれしかったが、娘にも何かしらの影響があったんだな」と感慨深かったという。 五輪での出来事が「大きくなったときに記憶として残ってることはないとは思うんですけど、少なくとも今大きな影響を与えている。良い影響があった」と断言。「メダル以上のものを娘はくれた」と優しくほほ笑んだ文田。 選手として強い姿は証明したものの「強いだけではなくて、パパとして立派…。“世界一のパパ”を目指したい」と、新たな目標を胸に父として成長を続ける。 毎年、話題を集めた「子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・サービス・コト)」を表彰、業績を讃える本賞。日本がもっと子育てしやすい国になることを目的としている。