「グループ練習に参加」約1年間離脱、MFガビの復帰近づく! 新生バルサはファティら負傷回復で戦力拡充「完全復帰は10月」
バルセロナに所属するMFガビが、約10か月間続く負傷離脱から帰ってくる日が近づいている。17歳でトップチームにデビューしてから3シーズン目、ワンダーキッドからワールドクラスの選手へと飛躍していた中での大けがだったが、持ち前の強烈な精神力で乗り越えてきた。復帰の詳細について、スペインメディア『MUNDODEPORTIVO』が現地時間10日に伝えた。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 当時19歳だったガビは、2023年11月19日(現地時間)に行われたユーロ2024予選グループA第10節スペイン代表対ジョージア代表の前半26分、右ひざ前十字靭帯断裂及び半月板損傷の大けがを負ってしまう。離脱期間は7~9か月程度と予想され、UEFAユーロ2024(EURO2024)本選とパリ五輪(パリオリンピック)というメジャートーナメントを含む、2023/24シーズン残りの全試合を欠場した。 手術と休養、そして途方もないリハビリを重ねていた中、ついに復帰に向けた大きな進展があったようだ。同メディアは、「情報筋によると、バルセロナのテクニカルスタッフはすでに、ガビをグループ練習に部分的に参加させていく計画を立てている。これは、今すぐに復帰できる、という意味ではないが、回復のための新たな、そして非常に重要なステップである。完全な復帰は10月、あるいは慎重な方法をとった場合には11月になるだろう」と、復帰前の最終段階に入ったことを報じ、背番号6がピッチに戻ってくる時期を予想している。 さらに、「ガビが他のチームメイトと一緒にトレーニングに参加し、徐々にその時間が増えていくにつれて、ガビにも、そしてチームにも、闘魂が注入されていくということは、間違いないだろう」と、この復帰への取り組みが相乗効果を生み、チームを活性化させるとしている。同様に負傷離脱中だったFWアンス・ファティが、今週末のジローナ戦で復帰することも報じられている中、ハンジ・フリック監督率いる新生バルセロナに、また新たな戦力が加わろうとしている。
フットボールチャンネル編集部