【夏はダニの増殖に要注意】シーツやパジャマはどのくらいの頻度で洗うべき?専門家が解説
素材によって洗うべき頻度に違いはある?
天然繊維を使用したシーツは通気性があるので、合成繊維や合成繊維との混合素材よりも洗濯の頻度が少なくて済む。天然繊維は吸湿性が高く、軽くて涼しく、体温が上がりすぎないのが特徴だ。
パジャマを洗う頻度は?
一般的には、着用するたびに洗濯するのがおすすめ。暑がりの人や朝はシャワーだけで済ませる人は、パジャマを使うたびに洗濯したほうがいい。夜、家に帰ったらすぐにパジャマに着替えたい人や、週末は朝からずっとパジャマで過ごしたい人も同様。 汗っかきではなく、着る直前にシャワーを浴びて、寝るときにしか着ないのであれば、洗濯の頻度は少なくて済む。また、生地も重要な要素。リネン100%のような通気性の良い天然素材のパジャマであれば、合成素材よりも汗をかきにくいので、洗濯の頻度は少なくて済む。
シーツのお手入れ&保管方法は?
シーツの一番のお手入れ方法は、環境に優しい中性洗剤を使って低温で洗濯し、細菌を殺すために太陽の下で自然乾燥させること。ベッドに置かないときは、涼しくて乾燥した風通しの良い場所に保管して。プラスチック製の容器は湿気がこもってカビの原因になるので避けてほしい。
自分に合ったシーツ生地を見つけるには?
通気性、快適性、メンテナンス性、環境への影響などを考慮して、自分に最適なシーツ生地を選ぼう。ちなみにリネンは自然な体温調節機能を持っている。つまり、暑いときには涼しく、寒いときには暖かく過ごせるということ。また、綿とシルクを合わせたものよりも高い吸湿性を持っている。洗濯するたびに柔らかくなり、他の素材よりも丈夫で耐久性があり、帯電防止、低刺激性、抗菌性に優れている。また、リネンは環境に優しい素材でもある。植物由来の素材は、他の繊維よりも水や農薬の使用量が少なく、完全に生分解される。
シーツにアイロンをかけるのは?
シーツにアイロンをかけるかどうかは、個人の好みの問題。アイロンがけが苦手なら、自然なシワが魅力になるリネンのシーツもおすすめ。シワのないシーツがいいなら、まだ湿っているうちにアイロンをかけよう。乾いてしまうと、シワが頑固になって取れなくなってしまう。 ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスとオーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。