「汎用性の高さも重要…!?」『ワンピース』使い方次第で最強になれそうな「悪魔の実」とは
尾田栄一郎氏の人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』において重要なアイテムとなっている“悪魔の実”。一口食べれば海に嫌われてカナヅチになってしまうかわりに、超常的な能力を得られる。宿る力は日常で便利に使えそうなものから、戦闘で大いに活躍するものまでさまざまだ。 【画像】こんな可愛い娘まで被害に… 「最強の実」の餌食になった人物たち 多種多様な実が存在するなかで、今回は「使い方次第で作中最強になれるかもしれない」と思われる悪魔の実を3つ紹介したい。
■無限に攻撃し放題? 「ノロノロの実」
意外性のある悪魔の実として名前を挙げたいのが「ノロノロの実」だ。能力者は「ノロマ光子」という特殊な光線を発射できるようになり、光を浴びた相手は30秒間あらゆる動作が極端に遅くなるというもの。 一瞬でも「ノロマ光子」の光線を浴びた相手は、どれだけスピードに長けていようが、問答無用でノロマにさせられる。 加えて、光線が当たった当人の意識はそのままなので、攻撃を食らうと分かりながら30秒間はまともに避けることもできないという、悪夢のような状態を作り出せてしまう。 劇中でこの能力者だったのが、フォクシー海賊団船長の「フォクシー」。いかにもやられ役っぽい個性的な容姿をした船長ではあるが、発射した砲弾をノロノロにして乗り、効果を解除して高速移動したり、自分そっくりの砲弾をノロノロにして紛れこみ、奇襲をしかけたりするなど、トリッキーな戦い方を見せた。 「見聞色の覇気」を鍛え上げれば、未来予知まで可能と判明した現在なら、「ノロノロの実」の能力と覇気を併用することで、どんな相手だろうと蹂躙できそうな凶悪な力になりそうだ。
■攻撃・回復・回避と万能! 「ニキュニキュの実」
超人系の悪魔の実「ニキュニキュの実」は、かつて王下七武海に名を連ねていた「バーソロミュー・くま」が有した能力だ。 この能力では、掌に発現した肉球で触れたモノを弾き飛ばすことが可能。打撃、斬撃、炎など、あらゆる攻撃をすべて弾き返すことが可能で、相手からの攻撃のみならず、“大気”まで弾き飛ばせる。 弾き飛ばした大気を「着弾すると破裂する攻撃」に転用したり、大気を弾くことで自らの体を超高速移動させたりすることもできる。 そして肉球で人間を弾くと、三日三晩飛び続け、世界の裏側まで飛ばせるという。こうなれば戦闘どころではなく、くまが“暴君”の異名で恐れられたのも納得の能力と言えるだろう。 さらに驚くべきことに「ニキュニキュの実」の能力は、疲労や痛みといった目に見えないものすら人体から弾き飛ばせる。これを応用すれば、自分や仲間のダメージを取り去るだけでなく、飛ばしたダメージを敵に与えるという理不尽な運用も可能だ。 シンプルな能力の強さがあるうえに、あらゆる状況下で活躍できる汎用性の高さも魅力的な能力と言えるだろう。