秋祭りの先陣切って「ずいき祭」 京都・北野天満宮
京都の秋祭の先陣を切って行われる北野天満宮の「ずいき祭」、1日は神幸祭が行われ、みこしなどが街を練り歩きました。祭は、室町時代から続くとされる五穀豊穣を感謝する秋の祭りです。 村上天皇から寄進された祭神・菅原道真の霊を乗せる「第一鳳輦」、一条天皇から寄進された「葱華輦」など、絢爛豪華な御輿や鉾の行列およそ300人が京都市上京区の北野天満宮を出発し、雅楽の音とともに北野のまちを練り歩きました。また、午後4時すぎ、中京区西ノ京にある北野天満宮の御旅所に、神々に捧げるお供え物として「ずいき」と呼ばれる里芋の茎や夏野菜で飾り付けられた「ずいき御輿」がお目見えしました。今月4日には、ずいき御輿を加えた行列が北野天満宮へ戻る「還幸祭」が行われます。