【武雄競輪(モーニング)FⅡ】「脊髄液を調べても原因は分からなかった」高熱で1カ月欠場の角宗哉が復帰戦を快勝
<17日・武雄競輪・初日> 開幕1Rは、原因不明の高熱で1カ月ぶりの実戦だった125期ルーキーの角宗哉が1角捲りで押し切り。復帰戦を白星で飾った。 こだわりを捨てたことが好スタートの要因につながった。前受けした丸林駿太が逃がされるようにして、ハイペースで先行。角は後方に置かれたが、慌てることなく捲りに回った。「師匠(渡口勝成)からは、徹底先行じゃなくてもいい。まずはレース勘を戻すようにと言われていたので落ち着いて走れました」と、アドバイスを生かしての勝利に笑顔で振り返った。 「脊髄液まで調べても、結局は高熱の原因が分からなくて何もないって言われた」。体調の方はモヤモヤとした〝決着〟に終わったが、肝心の脚の方は「一走したので、調子は徐々に上がっていくと思う」ときっぱり。難関の準決突破へボルテージをどんどん高めていく。