ネットで高額転売も…「スタバの超超限定」京都3店舗のみで買える激レア縁起物を買ってみた
1店舗目:京都二寧坂ヤサカ茶屋店
ここはジャパンなのか。と、戸惑うほど海外の観光客が多い二寧坂。スターバックス®︎二寧坂ヤサカ茶屋店には、這児・駒犬・クロの3種が販売されている。 レジ前で「縁起物が欲しいです」と言うと、スタッフの方が奥からポケモンのモンスターボールのような福玉がたくさん入った木の箱をレジカウンターに出してくれた。 「当店舗では3種類を用意しているのですが、現在、駒犬を切らしております」とおっしゃった。ということは、この福玉の山には、這児とクロの2種類があるということになる。絶対にクロが欲しい筆者としては、ここで失敗するわけにはいかなかったので慎重になった。 というのも、お値段を見て吃驚仰天。2700YENという。一般ピーポーのお財布事情からするとお高い。
中身の見極め方!?
真剣な眼差しでひとつひとつ照明に透かしてみたが、中は見えない。どうしたものかと思案していたら、スタッフの方が「ちょっと振ってみてください」とおっしゃった。 ひとつひとつ振ってみると、音の違いがあることに気づいた。コロコロと中身が転がるだけの感触のものと、何かがカタカタとぶつかる音がするものがある。スタッフの方がおっしゃるには、駒犬と招き猫の3種は中に鈴が入っている仕様だが、這児だけは中に鈴が入っていない人形なのだとか。 そして、この日は駒犬が売り切れということは、コロコロと音が鳴るものはクロでしかないのである。「君に決めた!」とほぼポケモンのノリで、2つをお買い上げをした。
2店舗目:京都祇園ホテル店
二寧坂から歩いて12分。次は京都祇園アパホテル1階にある京都祇園ホテル店に向かった。ちなみにこの時点でTシャツは絞れるくらい汗を含んでいた。よりによってこんな暑い日にスタバ行脚するなんて、狂気の沙汰である。 乗る予定だったバスが目の前で発車した時は、朝に見たアナウンサーのお姉さんが脳内に歪みながら浮かんだ。 この店舗では、這児・駒犬・ミケが販売されている。レジカウンターには木製の島田耕園人形工房の紹介書きや福玉の説明書きがあった。 こちらには目的のものはなかったので、駒犬でもミケでもどっちでもいいという富豪の感覚でコロコロと音が鳴るものをひとつ購入した。