【『No No Girls』レポート#3】ちゃんみな&SKY-HIも驚愕のパフォーマンスが連続「自然と涙がこぼれるくらい本当にいいものを見せてもらった」
「人を泣かせるんだったら、あなたは千度泣かなきゃいけない」
そして3次審査の本番当日。まずはDチームの「本能」からスタート。白いドレスにウエディングベールを被ったメンバーたちがステージに登場した。 頭サビから激情的なパフォーマンスを見せる彼女たち。複雑に渦巻く欲望を全身で激しく表現しながら、会場のボルテージを上げていく。まるで純白のドレスを真っ赤に染めていくかのように、内に秘めた熱がそのまま体現されていた。あまりの迫力にSKY-HIとちゃんみなも思わず息を呑む。彼女たちに惹き込まれているようだった。 圧巻のステージ。ちゃんみなとSKY-HIは、互いを見合って涙していた。そして、ちゃんみなは彼女たちを以下のように讃えた。 「“人を泣かせるんだったら、あなたは千度泣かなきゃいけない”という言葉があるんですけど……あなたたちのパフォーマンスを観てびっくりしちゃって。本当に自然と涙がこぼれるくらい、みんなが努力したんだろうなっていうのを感じられて。練習のときとは全然表情も違っていて、自信も全然違っていて、全体的に本当にいいものを見せてもらったなと思います」 次はEチームの「君が好き」。メンバーは白いパンツとショート丈のトップスというダンス衣装で登場した。 透明感のある歌唱と生き生きとしたしなやかなダンスで、ゆっくりと盛り上げていく。優しい笑顔を浮かべつつ、ときに切ない表情を見せるなど、さまざまな“愛情”のかたちを表現。雪明かりのようにキラキラとしたピュアなパフォーマンスだった。 彼女たちのステージを見たSKY-HIは「一番ドキッとしたのは誠実さ」とコメント。「歌詞のストレートさに負けないくらいこのステージに対して誠実に取り組んで、まっすぐと言葉を、歌を、届けようっていう気持ちは、間違いなく本当に目に見えるぐらいまっすぐ」と評していた。 そして最後はFチームの「プレイバック Part2」。メンバーはセットアップ姿に、頭にスカーフを巻いてステージに現れる。 うっとうしげで勝気な表情で惹きつける彼女たち。ちょっとした動きや表情の変化にもユニークさがにじむ、個性的なパフォーマンスで観客を魅了していく。自信に満ちた楽しげな彼女たちのステージに観客席からはたびたび歓声が上がる。ファニーで魅惑的なステージ。スカーフを投げてラストを迎えると、会場はブワっと盛り上がった。 そんなFチームのパフォーマンスに、りょんりょん(佐藤涼子)先生が「オーディションの主催の人が誰かによって、集まる人が主催者と似るんですよ。だから、ちゃんみなのところにはこんな人たちが集まるんだね」とコメント。その言葉を聞いたSKY-HIも「間違いない!」と反応、ちゃんみなは照れたように笑っていた。 こうしてすべてのパフォーマンスは終了。次回Ep.04ではついに30人にジャッジが下され、審査結果が明らかになる。 * 【『No No Girls』Ep.04配信予定】 ■2024年10月25日(金)20時~
文=奈都樹