【『No No Girls』レポート#3】ちゃんみな&SKY-HIも驚愕のパフォーマンスが連続「自然と涙がこぼれるくらい本当にいいものを見せてもらった」
「純粋な好きという気持ち」がカギを握るEチーム
続いて、3次審査の課題曲の中でちゃんみなが「ここが一番難しい」というのはEチーム。「君が好き」の裏音はピアノとビートだけ、振り付けもシンプルだ。過剰なアレンジがないために、歌唱とダンスどちらにおいてもスキルが明確に表れてしまう曲。「かっこいいか、かっこよくないかが、ひと目でわかっちゃうんですよ」と、ちゃんみなは明かした。 そんな同曲に不安気なのはAYAMIだ。ダンス歴12年だが、歌は未経験。「自分にできるのかなって不安がすごくありました」と、スタッフに本音をこぼす。 そんな彼女がオーディションを受けたきっかけは、ちゃんみなだった。力強くエネルギッシュなダンスが得意な彼女だが、精神的に体調を崩していた時期がある。そんなときに背中を押してくれたのが、ちゃんみなの「PAIN IS BEAUTY」だった。ちゃんみなが救ってくれたように、自分も音楽で誰かを救いたい。そんな夢を追いかけて、このオーディションに挑んでいた。 一方、「みんながわからないところは教えてあげられるかな、と思っています」と自信をのぞかせたのは、メンバー最年少のMOMOだ。ダンスのプロになりたいという思いが人一倍強い彼女。現在は朝8時から夕方5時まで引っ越しのアルバイトをしながら、週5でダンスレッスンに通っている。アルバイト先は体力がつきそうという理由で決めた。 ダンスに関しては申し分ないEチーム。だが、中間発表でちゃんみなからこんな課題を与えられていた。 「自分が好きだなって思うこと、それって音楽でもいいのよ。自分がここに受かりたい気持ち、それって音楽が好きだからじゃん、自分の夢が好きだからじゃん。自分の夢を絶対叶えてやりたいじゃん。そんな純粋な好きっていう気持ちが、この楽曲に表れたらいいなって思います」 パフォーマンス中の表情が気になったというちゃんみな。表情も重要な表現のひとつ。難度が高いこの曲を、全身を使ってどう表現するのか。ちゃんみなはそこに期待しているようだった。