【『No No Girls』レポート#3】ちゃんみな&SKY-HIも驚愕のパフォーマンスが連続「自然と涙がこぼれるくらい本当にいいものを見せてもらった」
「本当に救われた」メンバーがムードメーカーとして引っ張るFチーム
各々が焦りや不安を感じているなか、ポジティブなムードを漂わせていたのはFチームだ。特にメンバーのAMIは「絶対行ける気がします。自信しかないし、逆に見て!って感じです」とチームを盛り上げている。 2次審査でも天真爛漫なキャラクターで会場を沸かせていたAMI。柔らかく色気のある声質を持っているためにSKY-HIとちゃんみなから「トレーニングしたほうがもちろんいいけど、変な先生に当たらないでほしい」と言われると、「ちゃんみなさんのもとでぜひ……。本当に人生かけているので」と懇願し、ふたりの爆笑を誘っていた。 ちゃんみなが笑いながら「じゃあ、次会いましょう」と言えば、「え?え?え?え?え!? ちょっと待って本当に!?」と大喜び。「絶対に世界中を虜にするアーティストになります。え、本当にありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます……」とまるで念仏を唱えるように何度も感謝して会場を去っていき、周囲を笑わせていた。 人を惹きつける魅力があるAMIだが、スタッフからオーディションを受けた理由について聞かれたときには、まわりから容姿をイジられていた過去を明かしていた。 「一番本当に嫌だったのは、“横綱”とか“お相撲さん”みたいに言われたとき、自分は容姿のことを考えちゃうからしんどかったし……本当に嫌だったってことは伝えられなかった、というのはありますね」 明るい性格とは裏腹に抱えていた“No”。そんなコンプレックスからアーティストの夢もあきらめていた。しかし、AMIはちゃんみなに出会った。 「ちゃんみなさんの歌詞を見たら、世間に対して言ってくれるし。ライブ映像を観ても、自分のスタイルを武器にしてやっているし、容姿だけであきらめないでいいなと思って」 『No No Girls』のオーディションが発表されたときには号泣したという。これは自分のためのオーディションだと確信したAMIは、再びアーティストの夢を目指すことに決めた。 「言葉だけじゃなく本当に救われた」 AMIはちゃんみなについて、そう語っていた。このガールズグループに絶対入りたい。『No No Girls』は彼女にとって人生をかけたオーディションなのである。