トランプ氏、早くも「不正投票」主張 選挙の信頼性に影響の懸念も
5日の米大統領選を前に、共和党のトランプ前大統領が「ペンシルベニア州で不正な投票が行われている」などの主張を始めている。具体的な証拠は示されていないが、トランプ氏は2020年の選挙をめぐっても根拠なく「不正があった」と言い続けてきただけに、選挙の信頼性に影響する懸念が出ている。 「ペンシルベニアで、大きな不正をしているところをつかまえた。すぐに発表し、刑事訴追しなければならない」 トランプ氏は10月31日、自らのソーシャルメディアにこう投稿した。前日にも、「これまでに見たことないようなレベルで、ペンシルベニアが不正をしている」と主張していた。
朝日新聞社