菅平高原のスキー場 過去最も早いオープン その理由は?【長野・上田市】
寒さがだんだん厳しくなる中、上田市の菅平高原にあるスキー場が過去最も早くオープンしました。 例年よりも早い営業開始に踏み切った、その理由とは? ■小布施町から 「最高ですね、ひと言でいえば最高ですね。(スキーシーズンが)やっと来たなという感じですね」 22日オープンした菅平高原スノーリゾート。去年より4日早く、営業開始以降、最も早いスキー場開きとなりました。初日はリフト券が無料です。 ■記者 「オープン初日、そして平日の朝ですが、このように多くの人でにぎわっています」 ■長野市から 「初滑りです、『あけましておめでとう』みたいな感じですけど(笑)」 ■群馬から 「一週間くらい前から(オープンが)待ち遠しくて、道具の準備をしていました」 幅およそ8メートル長さ400メートルのゲレンデ。 去年オープン時の来場者は50人ほどでしたが、今年は300人弱と大幅に増加しています。 ■菅平高原スノーリゾート・松家啓太さん 「正直、(お客様が)こんなに多く来ると思っていなかったので、ちょっとびっくりしていますね。菅平というエリアが、アルペンなどスキー選手や競技をやられている方が多かったりとか。そういった方たちに、早く雪上のトレーニングができる場を作っていくことが地域の貢献になるのかなと」 先月末から造雪機を24時間稼働させ、1日およそ320トンの人工雪を造ってきました。 来年1月末にかけて全60コースのオープンを目指しています。 ■菅平高原スノーリゾート・松家啓太さん 「こういった形で、とにかく早くオープンして、長いシーズンを安定的に営業できるというところを目指す。11月のきょうから4月半ばまで150日間くらいの営業を予定している」 昨シーズンの来場者は23万人。この冬は「過去最速」のオープンをきっかけに、利用者の増加を期待しています。