新年へ破魔矢準備 鹿島神宮 茨城
毎年多くの初詣客が訪れる茨城県鹿嶋市宮中の鹿島神宮(東俊二郎宮司)で、縁起物作りなど新年を迎える準備が急ピッチで進む。神職や巫女(みこ)たちが来年のえと「巳」の絵や「開運招福」の文字を描いた絵馬を破魔矢にくくりつける作業に追われている。 同神宮によると、破魔矢は約1万5000本用意する。今年の三が日は約70万人が訪れており、新年も同程度の人出を予想している。 小池健太権禰宜(ごんねぎ)は「私たちの役目は神様と参拝者の仲を取り持つこと。1年が平穏に過ごせるようにという神様の思いを、縁起物を通して参拝者に伝えられるようにしたい」と話した。
茨城新聞社