モデル・岩堀せりが語る家族のこと「一番大切なのはコミュニケーション。話さないで我慢するっていうのはやめない?」
理想の関係でいるために、私から積極的になんでも話すことで子どもたちが少しでも話しやすくなればいいなと思っています。私が子どもの前でかっこつけることは、まったくないですね。恥ずかしいこともダメな部分もすべてをさらけ出しているので、“見せたい自分”なんてゼロ。私が苦手な英語をサポートしてくれるし、何かあれば子どもたちが私を助けてくれることも。昔からあまり子ども扱いもしてこなかったので、友達みたいな対等な関係です。きっと頼りないお母さんだからこそ、子どもたちがしっかりしてくれるんだろうな……。狙ったわけではないけど、気がついたらそうなっていましたね(笑)。お父さんもしっかりしているし、我が家はそのバランスがいいんだと思います。
実際のところ子どもたちは私のことをどう思っているんでしょうね。せっかくなので、娘に母親としての私をどう思うかを聞いてみたところ『話したことをすぐに忘れて同じことを何度も聞くし、おおらかな性格ゆえ私がちょっと怪我した時も、あんまり心配しないからもっと心配して欲しい』とのこと。なるほど。まあ、そんなもんですね(笑)。娘の友達からは『厳しくないお母さんで羨ましい』と言ってもらえるそうだし、『いろいろな話ができるのはいい』とも言ってくれたから、まあ、いいかな」
私が子どもたちに願うこと
「私が子どもたちに願うのは、前でも話しましたが、ただただ健康で、やりたいことを見つけられる人になってほしい。それだけを願っています。失敗を恐れずに何でもチャレンジしてほしいし、違うと感じたらまた別のことをやればいい。 といいながらも、大学に行って欲しい、孫がほしい……なんていろいろと期待してしまうんですよね。これはどうしたことかな、っていつも自分で思っている。心の中では多くを望んでしまうけど、できるだけ口には出さないでいなくては……、おしゃべりな私にとってはこれは試練ですね。ちなみに、夫や父としてのTAKUROくんに関しては、つねに期待以上でしかないので、これ以上は何も期待することはありません。