「DDTをサウナにする」人気ユニット・サウナカミーナの4人が語る、サウナとプロレスの共通点
上野:とにかく最初の30分は「小嶋斗偉をどうするか?」っていう(笑)。サウナもプロレスも関係なく。 小嶋:「この先どうしていくの?」と急に言われて......。 上野:僕らも「小嶋をどうすんの?」って言われて、「どうすると言われましても......」みたいな(笑)。マツコさんは小嶋の近い未来をすごく気にされてましたね。 小嶋:マツコさんが言うのは、「そのまんま行きなさい」って。 上野:小嶋は今後、どうすんの? 小嶋:自由に生きていくしかないっすね。 ――前回、「小嶋を雑なオチに使うな」というアドバイスをもらったとか。 上野:『マツコの知らない世界』に関していえば、僕らは小嶋をオチに使うとかもなく、ずっとファイティングポーズでした。 MAO:楽屋に戻って座ったら、立てなくなっちゃって。 勝俣:みんな、燃え尽きて『あしたのジョー』みたいになってました(笑)。やっぱり慣れないことをすると、頭をめっちゃ使うから。ただ話してればいいわけじゃないし。小嶋さんはそんなことないと思うけど。 小嶋:いや、僕も......。 上野:バッキバキに緊張してたよな! MAO:第一回が良すぎたせいなんですよ。今回はフリップの出し方で、マツコさんからまさかのテイク3を食らってました。 勝俣:小嶋さんは考えさせたらダメなんですよ。素で出るものが面白いから。小嶋さんが面白くしようと思って面白くなることはないんで。 上野:冷たっ!(笑) 【サウナは試合で出たアドレナリンを落ち着かせる作用も】 ――サウナをプロレスにどう活かしていますか? MAO:メンタルへの作用はすごいですね。 勝俣:サウナって、たぶんスポーツ選手に合ってますよ。プロレスラーでいうと、試合の時はアドレナリンが出て、家に帰っても寝られなくなったりするんです。でも、サウナに入ることによって一回落ち着かせられるんですよ。 MAO:連戦の合間にサウナに行くと全然違います。バスで体が凝り固まったりとか、血流が悪くなったりとかの改善にもなる。それで、健康になったあとにお酒を飲んで、結局体調が悪い。 上野:それはMAOだけです!(笑) MAO:本場のフィンランドではビールを飲みながらサウナに入るって言うんですけど、向こうのビールは薄いからそれができるんですよね。 上野:サウナの温度もちょっと低いしね。 MAO:日本のサウナでは、水を第一に飲みましょう。その先で、ビールを楽しみましょう。 上野:実際、いいことしかないですね。交感神経と副交感神経が交互に上がって、興奮とリラックスを繰り返すのがサウナのシステム。試合で興奮状態になったのをリセットすることもそうだし、サウナ室に入ったら携帯なども持ち込めないから、雑念を持って行けない。余計な情報を入れなくて済むので、気持ちを落ち着かせられるというのが一番だと思います。