【立川競輪 G3鳳凰賞典レース・トークショー】神山雄一郎氏「競輪は見てますよ。変わらずです」
大阪・関西万博協賛、立川競輪開設73周年記念G3「鳳凰賞典レース」(優勝賞金522万円)はきょう、7日に最終日が行われた。場内では昨年12月に引退した神山雄一郎氏(61期=引退)がトークショーを行った。 駆けつけた大勢のファンからの“ありがとう!”と“お疲れ様!”。神山は「36年間応援してくださり、本当にありがとうございました」といつもの柔和な笑顔で感謝した。 立川GPはなんと10回出場。「あまりうれしくはないですけどね」と95~98年まで4年連続で2着もあった。中でも印象に残っているレースを聞かれると、「一番は失格してしまったけど、太田(真一)君の番手だったレース。車券の対象から外れてしまい、お客さまには申し訳なかったけど、あれは納得のいいレースができた」と大立ち回りで後輩のGP制覇に貢献した99年の一戦を挙げた。 引退から約2週間。今はトークショーや競輪のライブ配信にも出演している。「忙しいですね。でも、練習しなくていいので。現役の時はトークショーがあると、明日も練習なのにいいのかなと思っていた。今はファンの方と少しで接していければ」と話し、再度ファンから歓声が上がった。そして最後には「競輪は見てますよ。変わらずです」と競輪への不変の愛を語った。