「驕れる平家久しからず」左傾化した自民党が消滅する日 性急なLGBT法成立に激震「岩盤保守層の底が抜け」衆院選で歴史的大敗
なぜなら、自民党の岩盤支持層はそうした「リベラル」政策を好まないからだ。
自民党がなすべきは左傾化を強めることではない。安倍晋三的なるもの、すなわち「保守主義の精神」を取り戻すところにこそ活路がある。
一刻も早く、石破首相が退き、高市政権が誕生すること。これ以外に「自民党の消滅」を食い止める手立てはない。だが、冷静に現状を分析してみると高市政権誕生の兆しは見えてこない。
「驕れる平家久しからず」
自民党の消滅する日が近づきつつある。
■岩田温(いわた・あつし) 1983年、静岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同大学院修士課程修了。大和大学准教授などを経て、現在、一般社団法人日本学術機構代表理事。専攻は政治哲学。著書に『興国と亡国―保守主義とリベラリズム』(かや書房)、『後に続くを信ず―特攻隊と日本人』(同)、『バカも休み休み言え!』(ワック)、『新版 日本人の歴史哲学~なぜ彼らは立ち上がったのか』(産経新聞出版)など多数。ユーチューブで「岩田温チャンネル」を配信中。